ドキュメンタリー「その時、増田屋は・・・」 【安全管理編】
ある朝、増田屋の電話が鳴り止みませんでした。「増田屋さんの冷凍食品は大丈夫?」お客様からそんなお問合せが相次ぎました。 “輸入冷凍食品に異物混入”というニュースが全国に一斉報道されたのです。 増田屋の安全管理責任者はすでにあらゆる情報を収集・分析し、取扱商品の安全を確認していました。 産地証明、商品のトレーサビリティー、国内外の取引工場のチェックを欠かさない増田屋では、正しい情報をお客様に伝えることを心がけました。
幸い当該の輸入冷凍食品は取扱商品に含まれておりませんでしたが、少しでも疑わしいと思われる類似商品については出荷寸前の全配送車をストップさせ、積込んである商品を全て外し、代替品を出荷しました。 これだけでもあわただしい作業でしたが、更にここからが大変でした。対象となるお客様への代替品納入と安全管理体勢のご説明、殺到するお問合せに対する回答…増田屋のスタッフは一丸となって長い一日を乗り切りました。
「さすが増田屋さんね」お客様からそんなお言葉を頂いたとき、安堵感とともに安全管理の重要性を改めて実感しました。
【増田屋の安全管理について】食品業界に長年のキャリアを持つ検査員が、国内はもとより海外における工場までチェックし、安全基準をクリアした商品をお客様にお届けしております。 商品チェックにおいて重要なのは、工場の衛生管理度だけではありません。見た目の数値だけでは本当の安心・安全は確保出来ません。 残留農薬のチェックはもちろん、原料の生産箇所、契約方法、栽培飼育方法、入荷ルート、工場社員の労働環境など、結果として商品に関わる様々な要素を独自のノウハウでチェックしております。

お客様に納品する前に、冷凍車の内部で商品の温度をチェック

常に-18度~-20度に保たれた冷蔵庫

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